人と技術-加速度的に技術革新が進む中で
2019年01月01日
新しい年を迎えた。
年末年始は地元各地域を支える様々な方々とお話ができた。また道端でも多くの方々にお声がけいただいた。
多くのみなさまに選んでいただいた身として、今年も頑張ろうと決意を新たにしている。
この1〜2年、目に見える形で、世界がものすごい早さで変化していることを感じる。
既に2015年に日本の世帯あたりのスマホ普及率は7割を超えたが、iPhoneが発売されたのはそんなに昔ではない2008年のことだ。机の上のパソコンでやっていたことが、手のひらの上でできるようになった。そして、日々、更により多くのことが手のひらでできるようになってきている。
携帯電話だけでもこれだけ進んだのだから、他の分野の技術革新も目覚ましい。
人口知能AIや、SNS、クラウドなどネット空間が各業界を大きく変え始めている。
科学技術が世の中をどのように変えるのか、状況をしっかり見極めなければ、政治もビジネスも間違った行動をとることになるだろう。
身近なところでは、我々は、ネットをいかに有用に使うか、よく考えないといけない。
一人一人がネット上のコミュニティを健全なものにし、それぞれの人生に有為なものにしなければならない。
今年生まれる子供達の多くが経験する22世紀は、更に技術が大きく進んでいることだろう。
しかし、人は人間のまま。
技術が人を振り回す世の中ではなく、人が技術を使いこなす世の中であらねばならない。
どういう世界、どういう未来になるかは、今の我々一人一人にかかっている。
世の中がより良い方向に進んでいくよう、政治家として試行錯誤を続けながら、今年も全力で働いていきたい。
平成三十一年 元旦
落合貴之