みんなの党 結党2周年

みんなの党は、2009年8月8日に結党いたしました。
したがって、この度、結党2周年を迎えました。

私は、この結党に関わった数少ない人間の一人です。

人数集めばかりに目が行き、結局はこの国のために何も決めることができない
自民党や民主党とは違う、
政治理念や基本政策の一致した政党をつくらなければならない。

政治家の2世3世や、タレントや、政治の世界しか知らない人材ばかりを
候補者にするのではなく、
広く社会で活躍している人物を政界に呼びこむ政党をつくらなければならない。

そういった政党は、日本の未来のためには、絶対に必要である。

新党結成への取り組みは、何回も挫折をしましたが、
「脱官僚」「地域主権」「生活重視」を柱にした政策を掲げ、
自民党から渡辺喜美、民主党から浅尾慶一郎、無所属から江田憲司、
そして新進気鋭の脱藩官僚や有識者達が政策のバックアップをするという陣容で、
ようやく立ち上がりました。

2年前の結党会見は、空前の民主党ブームの中で行われ、
全くと言っていいほど注目をされませんでした。
「しょぼくて全然ダメだよ。帰ります。」
会見が終わった後、どこかの記者が携帯電話で話していたのが記憶に残ります。

テレビなどの各党討論会にもほとんど呼ばれない中、
有権者の方々がよく見てくださっていたことは、本当にありがたいことで、
直後の2009年の衆議院選挙で、300万票5議席を獲得。

そして、2010年の参議院選挙では、少し注目を浴び、800万票10議席。
今年2011年春の統一地方選挙は、250名以上の地方議員が誕生しました。

みんなの党は、今までの政界にない有為なものを生み出し、
新しい政界のビジネスモデルをつくろうとしている、いわば、政界ベンチャーです。

何もないところに道をつくることには困難が伴いますが、
お金がない、組織がない中でも、志を持って活動するにあたり、
ありがたいことに、だんだんと同調してくださる方、
応援してくださる方が増えてきています。

この国難の中、
その方々の力、世の中を良くしようという多くの方の力をいい方向に持っていけるよう、
これからも、真摯に活動をしてまいります。

(写真は、2009年8月8日の結党記者会見。
 左から、江田幹事長、渡辺代表、浅尾政調会長。)

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