ネットを「分断」から「包摂」の道具へ

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歴史を見ても、政治家というのは、自身の支持層を固めるために、世論の「分断」という手段を用いてきた。
現在は、同じ意見の人間が集まりやすいSNSの普及により、有権者を「分断」することはより容易になった。
各国の選挙を見ても、極端な両極の主張が勢いを持ち、それまでその国をまとめてきた中道的な政治勢力は勢いを失っている。その両極の意見に票が集まる選挙結果は、より社会を分断に追い込み、各国の政治はその両極の狭間で迷走している。

わが国では、同質性や、同調圧力の強さから、他者との違いを認識したり、自分自身の意見を言うことの重要性が長く唱えられてきた。しかし、SNSの普及により、匿名で意見が発信できるようになったことで、一人一人が意見を言いやすい環境は、ネットの中ではできつつある。これからの問題は、意見を言った後、どうするのかということだ。
SNS上で、違いや極端な意見を強調し続けるだけであったら、一人一人の関係もうまくいかないし、社会全体が一定のまとまりを持つことも困難だ。

ネットの普及により、我々は、これで世界は一つになれるという希望を持った。
しかし、ネットは、世界を仮想空間でつなげただけだ。
ネットという道具は、世界の分断をより深めることもできてしまう。

ネットを使えるようになった我々は、これからは、どのようにそれをうまく使っていくか、どのように多様な意見を、その多様性を維持したまま、いい方向にまとめていくか。
そういう良い使い方を模索する段階にきているのではないか。

我々一人一人の発信は、世界に影響を与えている。
「分断」から「包摂」へ。
政治家も率先してその努力をしていかなくてはならないし、ネットユーザー一人一人の認識と行動も問われている。
ネットの使い方にもう一工夫加えないと、現在の各国の分断の政治、国民同士の分かり合えない世論の分断は改善されない。
試行錯誤しながら、いい方向へ、進んでいかなければならない。
ネットは世の中を良くするために使っていこう。

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