補正予算案に反対しました

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1/26(月)に、今年の通常国会が始まりました。
そして、1/30(金)の夜、衆議院本会議場で、補正予算の採決が行われました。

補正予算とは、通常組む予算に加えて、
追加で緊急に予算を組む必要性に迫られた場合に組まれるもの。
今回は、年末に閣議決定された「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」に基づき、
3.5兆円の補正予算が編成されました。

そして、今国会の開会日、1/26(月)に麻生財務大臣による、この補正予算についての演説。
麻生大臣の演説は、まず、アベノミクスはうまくいき、
経済の好循環が生まれ始めているという。
自民党が選挙の際に言っていた、私としては疑問符の付く内容から始まる。
そして「経済成長率は、2四半期連続してマイナス成長」と事実を述べ、
だから補正予算を組んで、景気を刺激する必要があるという。
そして、お金の使い道は、地方経済の活性化や災害復旧にとのこと。

私の感想として、まず、この演説の言うようにアベノミクスがうまくいっているのであれば、
補正予算を緊急に組む必要がないということ。
そして、4月に統一地方選が行われるのを前に、急いで地方にお金を配るというのは、
選挙目当てと思わざるをえません。

そして、内閣府の試算によると、この補正予算は、0.7%、
GDPを押し上げる効果があるとのこと。
日本のGDP×0.7%は、ちょうど3.5兆円くらい。
普通、政府は、効果の高い分野にお金を出し、そのお金を呼び水に、民間経済を刺激、
政府の出したお金以上の効果を生ませる(乗数効果)のが基本であるが、
今回の日本の補正予算は、政府が3.5兆円出し、全体の経済効果が3.5兆円という。
緊急経済対策という名前を付けて、関係ない分野に税金を使おうとしている証拠である。

そもそも、仕事づくりなど地方の構造的課題に取り組むという理念を掲げていますが、
「構造的」問題とは、中長期的な展望に立って予算を決めないといけないものであり、
なぜ、「緊急」経済対策の予算の柱になっているのでしょうか。

そして、この3.5兆円に及ぶ補正予算案は、
たった2日間の予算委員会の審議で、衆議院を通過してしまいました。
予算の中身の有効性のチェックを、国会がしっかり行ったとは言えません。

近年、補正予算は毎年組まれています。
そして、本予算よりも、補正予算の方が、審議時間が短い。

3.5兆円の税金の使い道を、こんなに簡単に決めてしまっていいのでしょうか。
こんなことをしていては、日本の財政は、税率を何%に上げても良くなりません。

主に、以上のような理由から、私は、今回の補正予算案に反対票を投じました。

衆議院議員の6割は、自民党の議員です。
その自民党議員の一人一人が、政府のコマではなく、政府を監視していく姿勢があれば、
もっと国会が意義あるものになるのに。
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